こんにちは、長野県でウォーハンマーを売っているマキヲGです。
今回は
皆さんはどの教団に入信しますか?
ということで、信仰する〈教団〉について考えていきます。
ただ教団は6つもあるので、今回はコデックスの順番で
①四本腕の皇帝陛下教団
②都市教団
③刃ありし歯車
④錆びた鉤爪
の紹介です。
それでは今回も最後までお付き合いください。
四本腕の皇帝陛下教団
教団の信条:地下の襲撃者
●突撃ロールをリロールできる
●12mv離れたところから射撃の対象になったら、軽遮蔽物のボーナスを得ている扱いになる(セーヴ値に+1の修正)
●突撃ロールのリロール
GSCはゲーム開始前に『潜伏→地下潜伏地点』とすることで、2ターン目以降
”相手から8mv離れた場所”
に増援として出てくることができます。
8mvというとサイコロの目が4以上じゃないと突撃できません。
1/2で失敗してしまうと考えると、『ピュアストレイン』のような白兵しかできないユニットは絶対に失敗したくないですね。
『コア策略のダイスリロール』
でサイコロを振り直してもいいんですが”1CPが必要”で、”突撃フェイズに1ユニットだけ”という制限があります。
この信条は全ユニットにリロールをさせてくれるのでCPの節約にもなります。
なので、下の白兵戦を行うユニットを多く編入するといいですね。
パトリアーク、アコライト・ハイブリッド、ピュアストレイン、アベラント、アボミナント。
●12mv離れていると軽遮蔽物ボーナスを得る
こちらも強く、策略
『闇に馴染みたる者』
と併用すると
『ネオファイト・ハイブリッド』のような
”セーヴ値が5+しかない柔らかいユニットでもセーヴ3+”
という優秀な性能になります(貫通がなければ、ですが)。
総じて使いやすく強力な信条で、GSCを始めたばかりの方には特におすすめの教団になっています。
まずはこの教団に入信してみましょう。
ウォーロード(WL)特性『得体の知れぬ狡猾さ』
各バトルラウンドに1回。
「戦略的機動」や「戦闘戦術」の策略を発動するときに、このウォーロードの12mv以内にいるユニットを対象としているのならCPを1ポイント減少させる(最小0)。
同じバトルラウンド中に同じ策略を使っても、1ポイント減るのは最初の1回だけです。
(自分のターンに『迷いなき爆発』や『エネルギー過剰接続』を0CPで使ったら、
相手ターンには0にできないってことですね)
似たような能力に『ネクソスのレリック、頭蓋内移植装置』があります。
ネクソスは
『1CPの策略だけが対象にできて、ダイスを振って5-6なら何度でも使ったCPが返ってくる』
こちらのWL特性は
『各バトルラウンドに1回だけ、必ず1CP減らせる』
という違いがあります。
どちらもいい点と悪い点がありますが、このウォーロード特性を持たせるのなら
『潜伏しないで最初から戦場に出ておく』
という選択をした方がいいと考えています。
せっかくこの特性を持たせても、WLが戦場にいないとCPは減らせないですからね。
策略『練られ続ける計画 0CP』
バトル中1回のみ
相手がリロール命令以外の策略を使うときに発動可能
以降バトルが終わるまで、相手が同じ策略を使うときに追加で1CPが必要になる
”0CP”なのでタダで使えるんですが、効果が限定的すぎて使いにくいと感じる策略です。
GSCは同じ策略を何度も使ったりしますが、他アーミーはどうなんでしょう?
対戦する方のアーミーによっては強いのかも知れませんね。
レリック『四本腕の皇帝の剣』
カルトボーンソードかローカスブレイドを交換するかたちで装備可能。
HQの『プリムス』とエリートの『ローカス』が装備できます。
性能は貫通が上がる代わりにダメージが下がるというもので、強いのか弱いのかよくわかっていません。
そもそも『プリムス』は白兵戦をあまりしないし、スペセを持たせることが多い。
『ローカス』はまだ使ったことがないので、ぼくはこのレリックを評価できるところに来ていません。
攻撃回数が増えてくれれば、もっと使ったかも?
サイキック『深淵の大口』
ワープチャージ値7。
このサイカーの18mv以内にいる視線の通っている『飛行可能じゃない』敵ユニットを選択可能。
次のこちらのサイキックフェイズまで
”移動力-3””全力移動のダイス目が半分””突撃ロール結果は-2”
飛んでいるユニットも対象にできたら…と思うこともありますが、相手ユニットに大幅な減速を強制させます。
”ワープチャージ値7”は、半分の確率で失敗するということです。
このサイキックを使うユニットは、サイキックロールを毎ターン1回振り直すことできるレリック
『屈み込む者』
を装備してもいいと思います。
総評:バランスがよく使いやすい
都市教団(ハイヴカルト)
教団の信条:規律ある武装組織
●この教団のユニットは退却を行なっていても射撃ができるが、”ヒットロールに-1の修正”を受ける
●この教団のユニットは退却や全力移動を行なっていてもアクションができ、
アクションに失敗することなく射撃ができる
ぼくはいつも『テンペスト・オヴ・ウォー』で遊んでいるのですが、アクションを行わないときがあります。
そのため正直まだアックションの重要性をしっかりと理解していません。
なので信条の↑を考えます。
退却するってことは『自分から近づいたor敵に接敵された』ということですが、
退却して射撃をしたいユニット
を考えるとネオファイト・ハイブリッドのことだと思います。
(そもそも他の射撃ユニット『アタラン・ジャッカル』『ジャッカル・アルファス』はデフォルトで退却していても射撃+突撃ができます)。
そしてネオファイトに持たせたい信条を考えると、
『四本腕の皇帝陛下教団』の”セーヴ値+1”だったり、
『刃ありし歯車教団』の”スペセ6+”の方が強いと考えています。
ただ〈都市教団〉の説明ページの挿絵には
『巣属内通者(ブルードブラザー)』
が使われています。
そのため、GSCが洗脳したミリラルム、『BroodBrothers』にピッタリの教団なのかもしれません。
あとは対戦する前に条件を決めてロスターを組む、といった遊び方のときにもいいかの知れません。
ウォーロード(WL)特性『過密都市の顔役』
この特性を持ったウォーロードの”6mv以内”にいる〈教団・コア〉ユニットが、
射撃のヒットロールで修正前の6を出したときに追加で1回ヒットする
この特性は『プリムス』に装備させたら強そうだな、と考えています。
レリック『ヴォッカーのタリスマン』
装備者が白兵戦攻撃の”ウーンズロールの修正前の出目5”が出たとき、その攻撃にセーヴ、スペシャルセーヴを行うことができない
このレリックは強そうです。
ただ”修正前の出目5以上”じゃないので、ダイス目の5だけが対象っぽいですね。
策略『規律ある射撃 1CP』
自軍射撃フェイズ中、〈教団・コア〉十字砲火ユニットが射撃を宣言したときに発動可能
十字砲火マーカーが置かれていない敵ユニットを選択し、そのユニットは射撃が解決される直前に十字砲火マーカーを得る
これもCP払って使うか?と言われると疑問な策略です。
ネクソス入れればマーカーは好きなところに配置できますからね。
総評:まだよくわかっていません
刃ありし歯車
教団の信条:機械化された混成種
●この教団の兵は”スペシャルセーヴ6+”を持つ
●警戒射撃、射撃、白兵のウーンズロールを1つリロール
●グレネードとデモリッション・チャージ以外の射程が”3mv”伸びる
スペセ6+
ちょっと頼りない数値ですが、
『セーヴができない攻撃で、全滅確定のユニットが助かる可能性ができる』
っていうのは強いと思っています。
ウーンズのリロール
これは『プリムス』の”ダイス目1リロール”と合わせることができ、
さらに”十字砲火マーカーのヒットロール+1”と併せると
3+でヒット、1はプリムスでリロール、2は信条で1個リロール
という楽しいことができます。
射撃武器の射程が3mv伸びる
これも強く、主にネオファイト・ハイブリッドの『カルトショットガン:射程12mv』や『ハンドフレイマー:射程12mv』が15mvになります。
ウォーロード(WL)特性:ひたむきなる執着
バトル開始前に敵ユニット1つを選ぶ
その敵ユニットへの攻撃のとき、このウォーロードの6mv以内にいるユニットは、ウーンズを何個でもリロールできる
敵ユニット1つへのリロール、というかなり限定された特性です。
『プリムス』のリロールと違う点は、
コア以外のユニットも対象になる
ところですね。
なのでこのWL特性を装備する場合は、キャラクターの横に遠距離から『マイニングレーザー』で攻撃する
アキレス・リッジランナーやゴライアス・ロックグラインダー
を配置するのがいいでしょう。
そうすることでキャラクターを守る『閣下危ない』の条件も達成できますからね。
レリック:鉤爪ありし万機神の紋章
装備者は”スペシャルセーヴ4+を持つ
白兵戦フェイズ開始時、装備者の接敵範囲にいる各敵ユニットに対してD6を1つロールする
ロール結果が2-3の場合1ポイント、4-5は2ポイント、6のときは3ポイントの致命ダメージ
白兵戦特化のレリック。
『パトリアーク』に装備させたいですが、残念ながら”スペセ4+”が被ってしまいます。
スペセをダブらせるのは勿体無いと考えているので、
『アボビナント』や『ローカス』
といったキャラに装備させる or スペセ目当てで装備させるのがいいと思っています。
可能であれば複数のユニットに突撃しましょう。
策略:異種族生体化手術
バトル開始前、自軍インファントリーとバイカーのユニットを1つ選択し、”スペセ5+”を持たせます。
パワーレート(PL)6以下のユニットへは1CP、それ以上だと2CPになる
インファントリーとバイカーなので、ビークル以外です。
せっかくなので1CPで済ませたいんですが、
”アコライト10体”と”ネオファイト20体”
はPLが8となっています。
そのため選択肢は
キャラクターに使う
教団の信条のスペセ6+で我慢する
5体のアコライトに使う
10体のネオファイトに使う
バイカーに使う
2CPを使い大量のトループに使う
といったところでしょう。
どれにしても”たった1CPでスペセを与えられる”のは強力だと感じているので、忘れずに使いましょう。
※ちなみに同じフェイズ中に使える同じ策略は1回までというルールがあるので、選べるのは1ユニットだけです。
サイキック:巣族電流のうねり
ワープチャージ値(WC):5
次の自軍サイキックフェイズまで、このサイカーの3mv以内にいる味方ユニットに対して
『ダメージ1』
の攻撃が割り振られたとき、セーヴィング結果は+1の修正を受ける
WCは5と低く、発動には成功しやすいサイキックです。
ですが条件は”サイカーの3mv以内”と短く、貫通がある攻撃にはほとんど無力。
貫通がないダメージ1の攻撃となると
『トループの射撃』
くらいだと思います。
サイキックなので自分のターンにしか発動できず、相手に先攻を取られると
このサイキックを発動する前に、守りたかったユニットは壊滅している
といった状況が予想できますね。
発動に成功すれば3mv以内の全ユニットに対して有効!
というのは強いと思います。
総評:最近のお気に入りで、信条がネオファイト・ハイブリッドにぴったり。
『教団旗持ちネオファイト』の編成で20×3の60体入れるのもあり!
錆びた鉤爪
教団の信条:流浪の生存者
●貫通1-2の攻撃が割り振られたとき、貫通値は1減る
●通常移動や全力移動を行なっていても、射撃のときに静止状態であるとみなされる
貫通値が1減るのは『軽蔑の鎧』と一緒ですね。
射撃のときに静止状態になってくれるのは強いです。
ウォーロード特性:荒廃の指先
白兵戦を行ったとき、ヒットロールで6が出たら追加2回ヒットする
白兵戦武器(レリック以外)の貫通値は1ポイント上昇する
追加の2ヒットは魅力的ですが、ダイス目6のみと条件は厳しめ。
持たせるとしたら『パトリアーク』でしょうか。
レリック:流浪の外套
●装備者は全力移動や退却をしていても、射撃や突撃、サイキックの発動ができる
●装備者が通常移動や全力移動、退却を行うとき、他の兵や特殊地形を通り抜けられる(他の兵のベース上で移動を終えることはできない)
『パトリアーク』は全力移動していても突撃ができるので、他のキャラクターに装備させるのがいいでしょう。
もうひとつの相手を通り抜けられる、ってのもおもしろいですね。
策略:乗り付け爆破
アタラン・ユニットが通常移動や全力移動、退却を行った直後に発動可能。
アタラン・ユニットの1体は、あたかも自軍側射撃フェイズであるかのように『グレネード(デモリッション・チャージ)』で射撃を行うことができる。
攻撃対象を選ぶときに、アタラン・ユニットが移動しているときに6mv以内にいたユニットであれば選択できる(対象を選択するときに、車線が通ってなかったとしても可能)。
攻撃回数のロールは行わず、最大回数を使用する(デモリッション・チャージは6回)。
十字砲火マーカーも付きます。
これがこの教団最大の特徴です。
アタラン・ユニットは
●第1バトルラウンド開始前、伏兵になっていなければ最大9mvの通常移動を行える
●通常移動14mv
●策略『急速前進(1CP)』を使うことで全力移動を6mvにできる
という機動力を持っています。
つまり最大値で移動を行えば
”29mv”
の移動ができ、2000ptの戦場なら自軍初期配置エリアから相手側の初期配置エリアまで移動が可能です。
つまり
①全力で移動をし、策略『乗り付け爆破(デモリッション・チャージ6回攻撃)』
②教団の信条により静止状態になるので『通常射撃(内ひとりはデモリッション・チャージ、策略『強化炸薬』で6回攻撃可)』
③アタラン・ユニットは全力移動していても突撃が可能なので、トドメの白兵戦
という大サーカスを開催できます。
これだけやれば20体編成のトループでも、1ターン目に全滅させられそうですね。
(先日これに気づいて、これをやりたいためにアタラン・ジャッカルを追加購入しました笑)
『アタランジャッカル』と『アキレスリッジランナー』をてんこ盛りにしたロスターを試したいので、追加購入😊 pic.twitter.com/iD7oKFb9dm
— マキヲG:ウォーハンマー布教中! (@makiwoG) December 22, 2022
サイキック:逃れ得ざる衰退 WC:5
このサイカーの18mv以内にいて、車線が通っている敵ユニットを選択可能
次の自軍サイキックフェイズまで、その敵ユニットへの攻撃は”貫通値が1ポイント”向上する
ふつう
総評:開幕から全力で遊べて、めっちゃ楽しそう!
アタラン・ジャッカルに白兵戦の武器『アタラン・パワーウェポン』を装備させましょう。
まとめ
今回は4つの〈教団〉について考えました。
GSCは〈教団の信条〉と〈策略〉が被っているのが多く、最初は混乱してしまうと思います。
ぼくも
「策略だと思って動いていたら〈教団の信条〉で計画が狂った」
ということをたくさん経験しています笑。
なので、最初はひとつの教団を使い込んで、信仰心を高めるのをオススメします。
最後に宣伝です。
ぼくは長野県の店舗でもウォーハンマーを売っていますが、BASEでも販売中です。
この記事を読んで
「ジーンスティーラーカルトやってみよう!」
と思ってくれた方は、当店を利用してくれるとマキヲGが喜びます。
それでは今回はここまでです。
次は残りの教団〈物乞い王子〉〈捻れし螺旋〉〈無数の教団〉の紹介です。
ではまた次回ノシ
ほかのジーンスティーラーカルト記事はこちらからどうぞ。
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