ゼロから始めるアンダーワールド：【ダゴックのブッ刺し野郎ども】

こんにちは、長野県でウォーハンマーを売っているマキヲGです。
今回は2024/1/13に発売になった新商品

【ダルゴックのブッ刺し野郎ども】

の紹介です。
ファイターカードやパワーカードをパッと見たんですが、ウィルドホロウの【サエてる奴ら】と同じようなテクニカルなウォーバンドだと感じました。

※ぼくはこの商品をまだ使ったことがなく、空想した内容になります。
実際に使用して加筆していきますので、よろしくお願いします。

はじめに：プロットカード
リーダー：ダゴック・フィンクスティーラー
叫び屋ハルック
血抜きジャグズ
引っ掛けグラック
目標カード
戦術カード：策謀
1. 戦術カード：策略
2. 戦術カード：強化カード
まとめ

はじめに：プロットカード

このウォーバンドにはプロットカードがあり、策謀というカードを使うときに効果が適用されます。

このウォーバンドのパワーカードには策謀というカードがあります。
そしてその策謀カードは

1.自軍パワーフェイズ中に裏面でカードを伏せる（遊戯王みたく）
2.次の自分のターン開始時に必ず開示し、その策謀カードに書かれている内容を適用する
3.策謀カードには終了条件があり、それが満たされたらプロットカードの下に置く

という共通の効果があります。
詳しくは策謀カードのところで説明しますが、伏せた状態の策謀カードは自分の手札にないってのが結構重要だと思います。

アンダーワールドではラウンド終了時に手札を5枚になるように補充しますが、策謀カードはそこにカウントされないってことです。
つまり5枚策謀カードを伏せてラウンドを跨げば、次のラウンドにはターン開始から5枚の策謀が発動していて手札も5枚あるってことですよね。

これは楽しそうなので、時間を見つけて使いたいですね。

リーダー：ダゴック・フィンクスティーラー

このウォーバンドのリーダーで、狡猾非道というリアクションを持っています。

**狡猾非道**：他の味方が移動したあと、その味方に隣接している敵1体に攻撃を行える。

狡猾非道の成功出目は『剣1』ですが、リアクションの条件が味方が敵に隣接しているなので『援護1』も追加されますね（『！』『剣』『援護1』を合わせて1/2の確率）。
攻撃が2回もしますし、1/2なら成功出目は出そうなので、あとは相手が防御を失敗するのを祈りましょう。

また、強化カードに『捕捉』『打ち崩し』を追加するのがあったので、それらを上手く使って攻撃を当てていくのがいいと思いますが、鎧砕きを追加するカードは1枚しかありませんでした。
なので防御が『盾』のストームキャストなどと戦うときはより一層祈りましょう笑。

※この攻撃アクションは修正を受けないという制約もありますね。
修正というのはダイス個数やダメージを増やすといった効果などだと思います。

奮起すると
移動力：3→4
HP：4→5
攻撃方法が少し上方修正
されます。
HPは増えますが守備は変わらず『盾1』なので、ちょっと軟らかそうかな～というのが使う前の感想です。

この辺は実際に使ってから加筆しますね。

叫び屋ハルック

複合アクションを行わなかったときに咆哮カウンターを得るというファイター。
複合アクションは突撃や薙ぎ払いといったアクションなのですが、それらを行わない代わりに咆哮カウンターを得、
咆哮カウンターがあると、ハルックの2ヘックス以内にいる他味方ファイターを援護していると見なされます。

そのため
1.まずはリーダーのダゴックで突撃
2.次のターン、ハルックは移動して咆哮カウンターを得る（可能であれば敵ファイターに隣接し、ダゴックの狡猾非道を使う）。

というのが理想的な動きになるでしょうか。

この動きの弱点はダゴックと同じで、このファイター自身の防御が軟らかいってところでしょうか。
ダゴックもハルックも前線に出るファイターだと思うのですが、その割にHPが4で防御サイコロも多くありませんね。

血抜きジャグズ

このウォーバンドで一番地味っぽいジャグズさん。

地味っぽいんですが『重傷』を持っていて、~~奮起するとこのウォーバンドで唯一のダメージ3攻撃になりますね。~~
奮起するとなぜか重傷がなくなるので地味っぽく見えて実はやるやつ！ではなく、ほんとうに一番地味なファイターなんじゃないでしょうか？

奮起条件が敵ファイターが戦闘不能になるようなダメージを受けたとき、と緩いですね。
戦闘不能になったらではないので、戦術カードなどでダメージを軽減されたとしても奮起できると思います。

引っ掛けグラック

引っ掛けというリアクションを持っていて、それを実行したときに奮起します。

ちょっと難しいんですが、戦闘不能判定はファイターがダメージを受けるたびに発生します（下図の赤枠）。
つまりグラックが相手にダメージを与えたときに奮起すると同じだと思います。

目標カード

ではここからは個人的に強いと思っているカードを説明していきます。
まずは即時目標から。

・ケーカク成功！
同じフェイズ中に2枚以上の策謀カードをプロットの下に置いた

・残忍なる戦術：選択
1：2体以上の味方が攻撃アクションを援護していた
2：同じフェイズ中に援護を受けている攻撃を3回以上行った

・こいつが一番残忍：選択
1：味方リーダーの攻撃が敵を戦闘不能にした
2：味方ファイターの攻撃がクリティカルになり、敵を戦闘不能にした

・思いがけぬ狡猾さ
同じフェイズ中、自軍の3回目以上のリアクションを実行したら達成

・運命を欺け：選択
1：敵ファイターの攻撃が味方リーダーを対象にしていた
2：その攻撃がダイス3個以上で、かつ失敗した

・思いがけぬ暴虐さ
同じフェイズ中、自軍が4回以上の攻撃アクションを実行した

即時目標はどれも1点しか取れませんが、とても簡単な達成条件だと感じます。
次はターン終了時に達成するカードです。

・伝説的な残忍さ
終了フェイズにすべての敵にダメージが乗っているか、戦闘不能になっている

・伝説的な狡猾さ
終了フェイズに3枚以上の策謀カードがプロットの下にある

・語り草となるブッ刺し：両立
1：戦闘不能の味方が、現在のラウンドより少ない
2：戦闘不能の敵が、現在のラウンド以上

・狡猾なる蒐集屋
終了フェイズに1体以上の敵リーダーが戦闘不能

・フィンクスティーラー大勝利！
終了フェイズに１枚以上の策謀カードがプロットの下にあれば１点
（４枚以上あると２点）

・キラボス志望：両立
1：味方リーダーが生存している
2：そのリーダーが奮起している

即時と合わせて、12枚ぜんぶのカードを並べてしまいました笑。
それだけ達成するのが簡単なカードが多く入っている＝目標を取るのが簡単＝強いと感じています。

戦術カード：策謀

それではこのウォーバンド特有の策謀カードを紹介していきます。

・裏をかけ
このカードが開示されたターン、対戦相手がパワーカードをプレイしたときに、自分はパワーカードを2枚引く
終了条件：このカードが開示されたときから数えて、自分が2枚以上のカードをドローした

・はらわたを抉っちまえ
このカードが開示されたターン、味方の射程1～2の攻撃は『！が出たときに重傷1』を得る
終了条件：味方の射程1～2の攻撃で、敵ファイターを戦闘不能にした

・一気にやっちまえ
このカードが開示されたとき、味方ファイターの移動力は+1の修正を受ける
終了条件：味方の移動アクションが移動開始時から5ヘックス以上離れていて、かつ敵に隣接した場所で終了した

・あの首を奪れ（取れ？）
このカードが開示されたとき敵を1体選択し、そのターン中、その敵を対象にした攻撃は、ダイス個数+1の修正を受ける
終了条件：選択された敵が戦闘不能になった

・ビビらせてやれ
このカードが開示されたターン、敵ファイターを押し出すときに、追加で1ヘックス押し出すことができる
終了条件：自軍が敵を2ヘックス以上押し出した

・鼓膜をブチ破れ：ハルック限定
このカードが開示されたターン、ハルックに援護を受けているファイターは、追加で1体の援護を受けていると見なされる
終了条件：味方がハルックに援護を受けた攻撃を行う

策謀カードはどれも強そうですが手札から使うことができず、遊戯王のようにセットします。
そして次の自分ターンに必ず開示し、そのターン中に効果が適用されるというカードです。

終了条件を達成しなければ何度でも回収できるので、使い回すことが可能です。
ただ策謀カードをセットできるのは回収するよりも前なので、回収したカードをそのターン中にセットはできませんね。

注意しましょう。

※策謀カードの終了条件について
下左のカードには終了条件が移動開始時から5ヘックス以上離れていて、かつ敵に接敵しているとしかかかれていません。
策謀カードはターンを跨ぐことができるので、このカードを見たときには
「発動したターン以降も移動したヘックスを数えてなきゃダメなのかな？（発動したターンに3、次のターンに2移動すると終了）」
と考えていたんですが、同じ策謀の下右カードにはこのカードが開示されてから2枚以上ドローしたら～と、ちゃんと書かれていました。