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ゼロから始めるアンダーワールド③:最強ウォーバンド?エフィリムの万魔殿を紹介

WHを始めたばかりの人へ

こんにちは、長野県でウォーハンマーを売っているマキヲGです。

今回はウィルドホロウに入っているもうひとつのウォーバンド【エフィリムの万魔殿】について書いていきます。

この人たちは前回のドミタンよりも更に覚えることが多く、初心者には扱いづらいウォーバンドだと考えています。

ただ、その分めちゃくちゃ強いので、頑張ってチャレンジしてみましょう。


この記事ではドミタンと同じように

・ファイターカードの紹介
・ぼくが使ったときの感想

がメインになります。

それでは今回も最後までお付き合いください。

https://www.warhammer-community.com/wp-content/uploads/2023/05/72has9IlF43odwsc.pdf

※2023/9/2
さすがに強すぎたのか、少し下方修正が入りましたね。
ただ、目標カードなどには修正が入ってないので、まだまだ最強の一角だと思います。

https://www.warhammer-community.com/wp-content/uploads/2023/05/72has9IlF43odwsc.pdf


2023年12月のエラッタについて

2023/9の修正後も強すぎたみたいで、さらに下方修正が入りました笑。

https://www.warhammer-community.com/wp-content/uploads/2023/10/5rBXg8SBknJUVgx1.pdf


個人的にはプロットカード④の変更が大きく、いままでフェイズ終了時に達成できていた目標カードがほとんど達成できなくなりました。

エフィリムと対戦する機会があったら、終了間際に目標の上に乗っているファイターを1ヘックス押しましょう。

それだけでエフィリム側が取れる点が減ります。

変更前→プロットのすべての効果を自分で選んでいた
変更後→プロットの②④は、相手が選ぶ


ファイター自身の強さは変わっていませんが、今回の修正は戦い方や立ち回り方を変更しなければならないモノだと感じています。


はじめに:エフィリムの万魔殿の特徴

このウォーバンドは

『エフィリム』
『スポーンモウ』
『フレイムスプーラー』
『キンドルフィンガー』
『アポトラックス』

の5人で編成されていて、ティーンチだけあってどのファイターも魔法を使います。

また【エフィリムの万魔殿】の奮起はちょっと特殊で、ターンの始めに『チェンジャー』が必ずひとり奮起するという簡単な条件になっています。

自分のファイターを動かす前に、1から順番に効果を適用します。


その他にもいろいろ効果がありますが、デメリットといえるのは2:チェンジャー1体を『打ち崩し』状態にするだけです。

その『打ち崩し』にするのは一番後ろに配置しているチェンジャーで良く、また

「こいつ『打ち崩し』だから殴ったろ!」

と突っ込んできてくれれば、エフィリム側の望む展開(エフィリムが固定砲台化)になります。

また

3:防御トークンを与える
4:1ヘックス押し出す

は、他ウォーバンドではパワーカードを使うような効果ですし、ほんとうにスキのないウォーバンドだと思います。

2023/08/22

この記事を書くにあたり4回ほどエフィリムを使ってみましたが、最初の1回目は引き分け、残りの3回は圧勝しました。

使った感想は
・ファイター単体が強い
・パワーカードも強い
と穴がありません。

ぼくは全部のウォーバンドを使った訳ではありませんが、現行で最強のウォーバンドの一角だと思っています。


不可知なるエフィリム

リーダーのエフィリムさん。

まず、ぼくが強いと感じているところを並べていきますね。

・奮起条件が緩い
・射程4の魔法
・奮起すると『ウィザードレベル』が3に
・白兵戦もできる(しかも強い
・HPが4もある
・専用の強化カードが強い

と強いところだらけ笑。


・奮起条件が緩い

エフィリムの奮起条件は

『自分以外の味方ファイター2体が奮起していると、いっしょに奮起する』

というモノです。

他のウォーバンドだと難しい部類に入るかもしれませんが、はじめに:で書いたようにエフィリムの万魔殿は、ターンの始めに1体が必ず奮起します。

なので1ターン目は相手から遠くでゆるゆる過ごして、2ターン目始めに2体目のチェンジャーが奮起→いっしょにエフィリムも奮起して、それから攻めても遅くはないです。

逆に1ターン目に奮起したファイターがやられてしまうとエフィリムの奮起が遅くなるので、

最初に奮起させたファイターは突っ込ませないようにしましょう。

というか、この時点で2ターン目なのにファイターが3体も奮起してます笑。

また、そもそも射程4の魔法を持っているので、


相手に攻めさせてそこを迎撃する


という戦い方がめちゃくちゃ強いです。


2023/9/2にエラッタされた内容


・射程4の魔法
・奮起すると『ウィザードレベル』が3に

メインの攻撃方法は射程が4もある魔法です。

エフィリムには

『このファイターの3ヘックス以内 2ヘックスに、味方が2体以上いるとウィザードレベルが+1』

という能力があるので、奮起しているとウィザードレベルがほぼ3になります。

さすがに2ヘックス以内に下方修正されましたね。

これにより気を付けてないとレベルが上がらないことがあるって感じになったと思います。

3ヘックス以内

という縛りはありますが、よほど単独行動をしない限り、

だいたい3ヘックス以内に味方がいます。

なので、エフィリムさんの魔法攻撃の回数は3回です。


・白兵戦もできる

エフィリムさんは『<歪み>の杖』を持っています。

ここで前回紹介したサーポンさんの画像を貼っておくので、両方を見比べてください。

ストームキャストより強い魔法を持ち、ストームキャストと同じくらいのパンチ力を持つエフィリムさん・・・なんで?


・・・少しの差異はありますが、単純に

エフィリム>サーポン

ではないでしょうか?

まぁだいたい魔法で攻撃するので、白兵の出番は少ないですが、遠距離戦がバチクソ強いのについでに白兵もできちゃうってのは強いですね。


・HPが4もある

HP4ってのはリーダー的には平均値です。

現在発売されているすべてのウォーバンドが52個くらいあり、

その中でリーダーのHPが3以下なのはたったの5つほどです(最近だとヘックスベインがそうですね)。


なので文句はないっちゃないんですが、射程4の魔法を持っていてHP4ってのが強いなぁと感じます。

正直近づけないし、近づいてもHPが4もあったら倒しきれないですね。


・専用の強化カードが強い

2023/9/2にエラッタされた内容

ようやく最後です。

左から解説しますね。

・変異のオーラ:2ヘックス以内にいる味方の攻撃サイコロ数が+1
白兵だけじゃなく魔法も増えるので、フレイムスプーラーの攻撃が増えます。強い。

・大魔術師
魔法攻撃のサイコロを1つリロール(振り直すこと)ができます。
強いけどウィザードレベルが3になってたら装備させなくてもOK

・変化の炎
射程4(←なんで?)の白兵攻撃でヒット出目は『剣』、ダメージが2点(なんで?)。
攻撃がヒットしたときに、攻撃対象の1ヘックス以内にいる 隣接している各ファイターに

・1点のダメージを与える
・1点ダメージを回復する

のどちらかを適用できます。強い。


ただこの強化カードを装備させなくても、ふつうに戦えます。

このカードだけに限ったことではありませんが『強化カードがたくさんある』といった初手のときは、迷わずマリガン(カードの引き直し)をしましょう。


総評:エフィリムさんは強いことしかない。


スポーンモウ

丸いの。


こいつの強いところは

・移動力が5もある
・奮起すると攻撃の成功出目が『ハンマー3個』になる
・HPが3
・白兵戦が強いのに、なぜか魔法攻撃もできる

です。


・移動力が5もある

エフィリムの攻撃射程が4もあるのでそれを警戒して動くと、こいつが突っ込んできます。

5ヘックスも移動してくるので、ほぼ逃げられませんね。


・攻撃の成功出目が『ハンマー3個』

奮起前はよくある攻撃性能だと思いますが、

奮起すると攻撃の成功出目が『ハンマー』に変わり、成功率が

1/3 → 1/2 ×3個に上がります(奮起前が71%で成功、奮起すると87%くらい成功出目が出る。で合ってますかね?)


・HPが3

このウォーバンドや前回の『ドミタンの嵐盟団』もそうですが、1発のダメージが3点という攻撃は多くありません。

アンダーワールドは1対1のとき、お互いに12回の行動ができます。

その12回を使って相手より多くの栄誉点を取るというゲームなので

・1撃で倒されない
・倒されても栄誉点を取られない
・相手ファイターを1発で倒せる攻撃力の高さ

といった要素が重要になります。

スポーンモウは相手を倒しに行ける高機動力
2ではなく3というHP
奮起していると『回避2』になる絶妙な防御力

が強いファイターです。


フレイムスプーラー

腹筋くん。

このファイターの強さは『拡がる猛炎』です。

この攻撃はヒットすると、その周辺にいるファイターに歪みカウンターを与えます。

その歪みカウンターを持っているファイターは、次のラウンド(ひとり4回の行動を終了したあと)に

回避不可能な1点ダメージを喰らいます。

なんで回避できないの?


また、前述したようにHPが3だったり、スポーンモウと同じように奮起していると攻撃成功確率が1/3 → 1/2 になるのも強いです。


キンドルフィンガー

ぱっと見弱そうだけど、しぶといヤツ。


強さはなぜかダメージ軽減を持っているところです。

そのため見た目のHPは2ですが、実質3〜4くらいあるんじゃないか?という硬さがあります。

そしてコイツに手こずっていると、裏からエフィリムに殴られます。

また、奮起前から『回避2』の防御力があるため、サイコロが上振れるとしぶとく生き残ります。


見つめ魚アポトラックス

見た目は1番好きなファイター。

エフィリムの万魔殿の中では1番地味なファイター。

移動していないと攻撃力が3になるという能力も地味ですね。


ラウンド最後のパワーステップのあと敵ファイターを2ヘックス吸い込むという能力があり、

次のターンから移動していない状態で攻撃ができます。

また、致命ヘックスの隣に陣取り相手ファイターを引き込むといった戦法が取れますね。

エフィリムの万魔殿に残された唯一の良心。


強いのはわかったけど対策はないの?

ここまで褒めてしかいませんが、実際強いとこしかない気がしています。

ただ『無我なる傀儡のライバルデッキ』を使うと対策になるといった話を聞きました。

『無我なる傀儡』には射程3以上の攻撃ができなくなるといったルールがあるため、

この中だと

・エフィリム
・フレイムスプーラー
・キンドルフィンガー

の攻撃ができなくなるそうです。

この辺は実際にぼくが『無我なる傀儡』を使って、追記しようと考えています。


まとめ

今回はエフィリムの万魔殿の紹介でした。

このウォーバンド何がやばいかって、

ファイター個々の能力が高く
なおかつ目標カードやパワーカードも強い

んですよね。

栄誉点2の目標カードがバンバン達成でき、しかもそれが『即時』だったりするので、

目標達成→カードをドロー→引いた目標もすぐに達成

ってことも多々ありました。

また、先日

友だち:レリック(今までのカードが全部使える状態
こちら:エフィリムのライバルデッキのみ

で対戦したんですが、こちらのサイコロが上振れたってのもありますが、結果、勝ってしまいました。

めちゃくちゃ強いので、1回使ってみるのもオススメです。

その分

・自分の番の始めに奮起などが毎回ある
・エフィリムさんのウィザードレベルの管理が大変
・フレイムスプーラーの『飛び散る魔炎』を忘れる

などなど、覚えることが山ほどあります。

なので、ぼくはこのウォーバンドを評価するとしたら


初心者には難しいけど、経験者が使うとカンタンに勝ててしまう


という感じになりますね。

一方、一緒に入っている『ドミタンの嵐盟団』は

・3人しかいないけど、各々がとてもパワフル
・その代わりひとり倒されると、途端に不利になる

と、バランスの取れたとても良いウォーバンドだと感じています。

なにより見た目がカッコイイ!

また、ウィルドホロウに入っている『ライバルデッキ』はどちらも魅力的です。

単品で販売されることはないと思うので、欲しい方は買っておきましょう。

2024/11
メーカーさま品切れになったので、アンダーワールド商品のリンクを貼っときます。

Just a moment...
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2021年7月~長野県で初めてウォーハンマー正規販売店になりました。実店舗の場所は395-0804長野県飯田市鼎名古熊2104-1ローズアネックス12F203号室TCGショップMAGです。担当者がウォーハンマーのブログを書いています。どなた...


入っているライバルデッキ
『地鳴りの衝撃』はウィザード専用で、そのままドミタン用に使えます。
『有毒の恐怖』は毒といったギミックを使う、独特なデッキになってます。
単品で販売されたときの金額を計算すると

ドミタン、エフィリムが各5600円。
ライバルデッキが1個3980円。

です。
この時点で定価14600円を超えてますね。
フリマサイトで単品を買うのもいいですが、まとめて買った方が断然お得です。

アンダーワールドを始めたい方は
『スターターセット』『ウィルドホロウ』
から始めましょう!


それでは今回はここまでです。

良いゲームライフをお送りくださいノシ


おまけ

アンダーワールドは、ゲームを始めるときにどちらが先にゲームボードを置くか?をダイスロールで決めます。

エフィリムを使ってこの選択権を取れたときには、相手に先にボードを置かせましょう。

そして横長になるように、こんな感じにボードをくっつけましょう。


こうすることで相手は狭い道を通るしかなくなり、そのため自ずと近くに固まりますよね。


今まで述べてきたように、エフィリムは

・遠距離攻撃が得意
・味方が近くにいるとパワーアップする

という特徴があります。


こちらは前衛に『キンドルフィンガー』『アポトラックス』を配置し、相手を足止めします。

その裏から『エフィリム』と『フレイムスプーラー』が魔法で攻撃し、『スポーンモウ』が走り回ってトドメを刺す。

エフィリムの驚異の攻撃範囲


横幅が狭いので自然とエフィリムの周りに味方が集まり、ウィザードレベルの管理も楽チンになるというオマケ付きです。


絶対に勝ちたいゲームがある!

という方は、ぜひこの布陣をお試しください。

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