※こちらに書かれている内容は2023年の情報を基にして書いてあります。
そのため2024年10月に公式が無料公開したキルチームのルールには対応していませんのでご注意ください。
こんにちは、長野県でウォーハンマーを売っているマキヲGです。
最近ウォーハンマーを始めてくれる方が増えており、大変うれしく感じています。
さて『週刊ウォーハンマー』や『ペイントセット』を手に取った方は、次にどこに行くのがいいのか?
を考えたんですが
「やっぱりキルチームかな?」
という結論になりました。
キルチームってなんだろう?と言う方には紹介記事がありますので、詳しくはこちらをどうぞ。
なので今回は
・どうやってキルチームを始めようか?
・キルチームを始めるのにはどの商品がいいのか?
そして
『艦内戦闘と何が違うのか?』
を紹介します。
それでは最後まで読んでいただけると嬉しいです。
※2023/4
ウォーハンマー40Kが10版になるよ!
と発表されました。
公式からもアナウンスがありましたが、これは
『今販売されている40Kのコアブックが新しくなるよ』
といったものです。
キルチームとは関係ありませんし、今みなさんが作っているミニチュアが使えなくなることもありません。
安心して遊びましょう。
はじめに:キルチームとは?
ウォーハンマー40Kには『キルチーム』という遊び方があります。
40Kとルールが違うのが少しネックになりますが、
ミニチュア5体から遊べる初心者の方にオススメのゲームです。
ぼくは40Kとキルチーム、両方で遊んでいますが、
●ミニチュアの数が少なくても遊べる
●1体ずつ動かすため、自分のターンが回ってくるのが早い
という理由で、初心者が遊びやすいのはキルチームだと考えています。
そのため『ペイントセット』や『週刊ウォーハンマーを作ろう』から入った方は、まずキルチームを目指しましょう!
『ペイントセット』と『週刊ウォーハンマー』から始める
週刊ウォーハンマーの3号には、マリーンのミニチュア(アサルトインターセッサー)が3体入っています。
これと『ペイントセット』に入っているミニチュアを足すことで、
キルチームを遊べるだけのミニチュアが手に入ります。
建物(テレイン)は100均の缶などで代用して、コアブックは公式から簡易ルールが無料でDLできます。
『コンペンディウム』か『アニュアル』という本は買わないとですが、
これが一番安くキルチームを始められる方法だと思います。
青色『Macragga Blue』が被っちゃいますが、
カラーはいずれ無くなるのでそのときまで取っときましょう。
●メリット
ペイントセットが5300円
週刊ウォーハンマーが2200円
コンペンディウムが7000円
合計14500円でゲームができる
●デメリット
計算してみたらそんなに安くなかった(キルチームのスターターセットが15000円くらい)
建物がないので、100均などで代わりになる商品を探す必要がある
また
『ここからここまでが移動できるよ』
と、戦場の広さがわかるマットもないので、それも用意する必要があります。
『スターターセット』から始める
スタータセットという名の通り、この商品を買えば、そのままゲームを遊ぶことができます。
こちらの商品にはカラーが入っていないので、別に用意する必要がありますが、
・建物(テレイン)
・2人分のミニチュア
・ここに入っているミニチュアのルール本(リクルートエディション)
・キルチームを遊ぶためのルール本(コアブック)
・サイコロ
・ユニットの移動距離を測る物差し
・目標などを示すマーカー
・下に敷くゲームマット
と、遊ぶために必要なモノが全てそろっています。
何も持っていないけど、ゲームを楽しみたい!という方には、
この商品からキルチームを始めるのがオススメです。
●メリット
スターターと言う名の通り、ゼロからキルチームを始めることができる
↑で紹介したように建物やゲームマットも入っていて、100均などで代用品を探す必要がない
ふたりで割り勘にすれば値段も安く、ぼくがいちばんオススメしている商品
●デメリット
高さが低い建物が多く、40Kではほとんど遮蔽物にならない
上記の理由から40Kで遊ぶときには、建物を別に用意する必要があります。
ですがキルチームだけでも十分に奥が深いゲームです。
キルチームを遊んだら次は必ず40Kも遊ばなければならない
と言うこともないので、まずはキルチームを楽しみましょう。
『シャドウヴォールト』から始める
2022年12月ころ、40Kの新しい遊び方『艦内戦闘』が発表されました。
名前の通り狭い艦の中で戦うのですが、実はキルチームの建物(テレイン)が代用できます。
※注意点:40Kでキルチームの建物を使うときは、キルチーム2セット分の建物が必要です。
キルチームの『艦内戦闘』商品は2つ出ていて、その中でいまも注文できるのが『シャドウヴォールト』です。
この商品には
艦内戦闘用の建物
2人で遊べるミニチュア
ここに入っているミニチュアのルール本
サイコロ
ユニットの移動距離を測る物差し
目標などを示すマーカー
下に敷くゲームマット
が入っています。
先ほど紹介した『スターターセット』と違いコアブックが入っていませんが、
簡易版ルールが公式サイトからDLできるので、そちらを印刷して使いましょう。
こちらの商品のオススメポイントは、ウォーハンマー40K『艦内戦闘』への渡りが付くという点です。
この商品だけでは建物の数が足りませんが、ここからキルチームを遊び
「ウォーハンマーって楽しい!」
と感じたら、他の『艦内戦闘』商品を購入しましょう。
キルチームを楽しみながら、40Kで遊ぶ建物がそろいます。
2023/2/6
キルチーム『イントゥ・ダーク』のバラ売り商品が発表されました。
建物(テレイン)だけの販売もあるようです。
『シャドウヴォールト』と新しく発売される建物、
もしくは建物を2個買えば、40Kで遊ぶだけの建物がそろいますね。
※ただ、バラ売りをぜんぶ買うより、まとめて買った方が安くなっています。
ここで紹介している『シャドウ・ヴォールト』の個別販売もあるようですが、
別々に買うと15000円くらいは高くなると思います。
『アニュアル』というキルチームを遊ぶ本も再販が決定したので、
購入できる機会があれば、いっしょにそろえておきましょう。
数に余裕があれば、当店のBASEでも販売予定です。
フォローしていただくと通知が飛ぶので、ぜひ登録お願いします。
●メリット
簡易ルールを印刷すれば、スターターセットのようにこれを買うだけでゲームを遊べる
この商品を買ってウォーハンマーの楽しさを体感した方は、建物とミニチュアを追加すれば40Kでもゲームができる
●デメリット
スターターセットよりは値段が高い
キルチームは簡易版ルールが公開されていますが、こちらにはない
ミニチュアと建物のペイントだけでも1年は楽しめますし、
+ゲームを遊べば1月あたり500円くらいの計算になります。
40Kの『艦内戦闘』と何が違うのか?
先ほど『艦内戦闘』という単語が出たので、ここで説明しますね。
●ルールは40K
●ビークル、モンスター、飛行、航空機、ジャンプパック、キャバルリー、バイカー
が使えない
●ポイントは500まで
と40Kをカンタンにしたゲームなので、キルチームと同じように
ウォーハンマーを始めたばかりの方でもゲームを楽しめる
のが特徴です。
キルチームと違ってルールが40Kなので、
『艦内戦闘』に慣れたらそのままスムーズに40Kへ移行できる
のもいいですね。
ここまで聞くと
「じゃぁキルチームより、40Kの艦内戦闘がいいじゃん!」
となりますが、単純にそう言い切れない理由があります。
艦内戦闘のデメリット①専用の本が必要だけど、いまは買えない
このアバドンさんが表紙の本に『艦内戦闘』のルールが載っています。
遊ぶためにはこの本がいるのですが、現在メーカー在庫がなく注文ができません。
40Kで言うところの『コアブック』なので、今後メーカーさま側が
「艦内戦闘を流行らせたい!」
と思うなら再販してくれると思っています。
そうじゃないとプレイしてくれる人が増えないですからね(ちなみに値段は8,300円です)。
デメリット②専用の建物(テレイン)が必要
この遊び方は設定が
『船の中での戦闘』
なので、迷路のような狭い戦場が必要になります。
ダンボールとかで代用できなくもないですが、
扉を開け閉めするアクション
があるので
どこの扉が開いているか?
を管理しなければならず、注意が必要です。
これはこれでかっこいいんですが、ひとつ問題があって、
この建物、40Kだと使いにくい
です。
「使えない」じゃなく「使いにくい」なので、まったくダメと言うわけではないです。
ぜんぶ40Kにも使える建物なら
キルチームより艦内戦闘がオススメ!
になるんですが、流石に始めたばかりの人に
これはほぼ『艦内戦闘』を遊ぶ専用で、40Kだと使いにくい商品だけどお買い得だよ!(本と建物だけで4万弱)
とは言えないので、この記事でぼくはキルチームの
『スターターセット』
『シャドウヴォールト(後述のソウルシャック)』
をおすすめしています。
『キルチーム:スタータセット』なら15,000円ですぐ遊べる。
『シャドウヴォールト』は27,500円で、そのまま遊べて40K『艦内戦闘』への準備にもなる。
どちらも安くはないですが、ミニチュアのペイントだけで半年は遊べます。
『スターターセット』から始めた場合、6ヵ月で割ると
1月あたり2,500円くらい。
そこからゲームを遊べば遊ぶほど、さらに安くなっていきます。
海外では
「おじいちゃんと孫がウォーハンマーを遊んでいる」
という光景もあるようです。
ぼくも10年は遊ぶつもりで、ウォーハンマーを楽しんでいます。
周りにも
「半年ウォーハンマー遊べてない><」
という方がいますが、その人も1年後に復帰する予定で、少しずつペイントしています。
みなさんにもぜひ、長いスパンでウォーハンマーを遊んでいただけるとうれしいです。
今日のゲームは艦内戦闘でした
今までとは違ったユニットや戦略を求められるのが新鮮で楽しい
ただウォーロード能力やレリックでバフかけてナンボなスキタリは専用の策略や能力出るまで相当厳しいと思った。やるならスキタリじゃなくカルト側かな? pic.twitter.com/HYgxWUPUTr— 菅沼すりば (@SGNMsliver) January 29, 2023
ソウルシャックルから始める
2023/1/28
新商品の発表がありましたね。
詳細はまだわかりませんが、『シャドウヴォールト』のような
コアブックが入っていない商品
だと思います。
こちらは当店でも入荷する予定なので、
『シャドウヴォールト』『ソウルシャックル』
どちらを買うか?は、ミニチュアのかっこよさで決めましょう。
バラ売り商品からそろえる
2023/2/6
『イントゥ・ダーク』の
建物、キルチーム艦内戦闘のルール本、ミニチュア
のバラ売りが発表されました。
この中で
建物とルール本、あとは自分の使うミニチュアの本(コンペンディウムや再販が決まったアニュアル)
をそろえれば、『艦内戦闘』を遊べますね。
ただバラ売りで全部を集めようとすると、セット商品より15000円くらいも高くなっちゃいます。
セット商品が買えるうちに
えいや!
で買っちゃいましょう。
まとめ
どの商品も少々お値段が高い気がしますが、あなたの周りの人を巻き込めば、この金額が
『1/2や1/3』
になります。
ウォーハンマーの知名度が上がっている今が絶好のチャンスです。
あなたの
「ウォーハンマーを遊びたい」
という気持ちをぶつけましょう。
冒頭でも書きましたが、最近ぼくも大好きなウォーハンマーをたくさんの方に手に取ってもらえて、
とても嬉しいく思っています。
ペイントを楽しむ人、ゲームを楽しむ人、
それぞれ楽しみ方があると思います。
ぼくは最初ペイントメインでしたが、
【ジーンスティーラーカルト】
というアーミーに出会ってからは、5:5くらいの割合でゲームも楽しむようになりました。
人はやっているものを好きになる
とはよく言ったものですね。
『ペイントセット』からウォーハンマーに入った人にも、
『週刊ウォーハンマーを作ろう!』から入った人にも、
どちらの方にも楽しんでいただけるように、ぼくはこれからも発信を続けていきますのでよろしくお願いします。
最後に宣伝です。
ぼくは長野県飯田市でウォーハンマーを売っていますが、BASEにも出品しています。
このブログを読んでウォーハンマーに興味を持った方は、当店を利用していただけると嬉しいです。
それでは今回はここまでです。
みなさま良いゲームライフをノシ
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