こんにちは、長野県でウォーハンマーを売っているマキヲGです。
さて今回はテクニカルカラーの
『ラーミアンメディウム』
『コントラストメディウム』
2種の紹介です。
この商品たち、カラー棚の下の方にこっそり置いてあるので
「なんだこれ?」
って思った人も多いんじゃないでしょうか。
ぼくも
「メディウムはシタデルカラーを薄める物ですよ」
って教えてもらったときには
「水となにが違うんだろう?」
って思ってました。
ですが『メディウム』と『水』ではペイントの仕上がりに、天と地ほどの差が出ます。
この記事はグラデーションを頑張りたい人や最近カラーが伸びなくなって塗りにくいなぁ……
と思ってる方にオススメです。
それでは今回も最後までお付き合いいただけると幸いです。
メディウムの使い方:『水』とは何が違うのか?
ぼくはメディウムを知る前は水でシタデルカラーを薄めて、グラデーションを頑張っていました。
ですが、どうにもうまくいかない。
「なにが違うんだろう?」
と考えて
「ラーミアンメディウム Lahmian Medium」
を使ってみました。

まずはLahmian Mediumで薄めたレイヤーカラーを見てください。

とくに違和感はないですね。
ではコチラ↓が水で薄めたレイヤーカラーです。

どうなってるかわかりますでしょうか。
水で薄めたカラーは
「筆を止めたところにカラーが溜まってダマになってしまい、そこだけ濃くなってしまっています」
↑の画像のときは、爪の真ん中で筆を止めました。
というか、そもそも『カラーの濃淡』が全然違いますよね。


もちろん
「水を入れ過ぎた」
などあるかもしれませんが、メディウムを使ってからは↑画像のようになったことはないです。
ぼくの経験では
・メディウムは塗料を均等に薄めてくれる
・水だと濃淡に差が出てしまう
って感じです。
メディウムの使い方:伸びなくなった塗料を滑らかにする
もうひとつの使い方は
『水分がなくなった塗料を薄める』
です。
シタデルカラーは優秀な塗料ですが、さすがに時間が経てば経つほど水分が抜けていきます。
水分が抜けるとどうなるか?というと
ミニチュアに塗ったときに、塗料が伸びなくなります。
皆さんも塗料を取った筆を動かしたときに
「あれ?なんか伸びないな?」
って感じたことはないでしょうか。
そのままペイントもできますが、塗ったところがガサガサになって、しかも時間もかかる・・・
と良いことがありません。
「なんかいつもより塗りにくい……」
と感じたときは、メディウムを使ってみましょう。
水分が足されるので滑らかになりますよ。

ちなみに、ちゃんと金属色にも使えます。
↑左のポットは1年前に買ったもので、残りも少なく、塗料がガサガサでした。
↓はちょっとメディウムを入れ過ぎた感はありましたが、キチンと希釈できました。


このカラー最近水分がなくなった気がする……ってポットには
『スポイトでメディウムを直接ポットに入れる』
ということも考えましたが、多く入れ過ぎてしまうと取り返しがつかないので、
今はメディウムを取って、カラーを取って、パレットで混ぜています。
メディウムの量は、ほんのちょっとで大丈夫です。
カラーとメディウムの割合は、多くても1:1くらいでいいと感じています。
おまけ:メディウムで薄めすぎてしまった場合
メディウムを入れ過ぎて、カラーがビショビショになってしまったときは
『何度も何度も重ね塗り』
をしましょう。


重ねて塗ったところは当然それだけ明るくなり、キレイなグラデーションになります。
ぼくもまだまだですが、最近はようやく自分でも
「これいいかも」
って塗り方ができるようになりました😊
まとめ
今回は各種『メディウム』を紹介しました。
内容をまとめると
①メディウムは塗料を均等に薄めてくれるスゴイやつ
②最近なんか塗りにくくなった……と感じたらメディウムで薄めてみよう
です。
さすがにカピカピになっちゃったのにはムリですけど
『Lahmian Medium』はベースやレイヤーに
『Contrast Medium』はコントラストカラーに使いましょう。
フタの締め忘れや、時間の経過などでカラーって乾燥しちゃいますからね。
今ぼくはカラーを薄めるときは『必ず』メディウムを使っています。
『ペイントをするすべての人に必須』
という商品ではありませんが
「なんかうまくいかないなぁ……」
という方は一度試してみてください。
ぼくのように手放せなくなりますよ笑。
最後に宣伝です。
BASEをはじめたので、そちらで買ってくれると嬉しいです。
もちろん今回も各種メディウムも販売中です。
5000円以上購入していただくと、送料無料になるのでよろしくお願いします。

それでは今回はここまでです。
みなさん良いペイントライフをノシ
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