こんにちは、長野県でカードショップを経営しているマキヲGです。
2021/9~「ケイオスウォリアー(CHAOS WARRIOR)」のペイントを始めました。
この記事では、今回ぼくが作ったミニチュアには
「どの色を使ったのか?」
とか
「こんな順番で塗りました」
などを深掘りしていきます。
最初に今回のミニチュアを塗った手順から説明すると
①アンダーコートスプレーを吹く
②マントにコントラストカラーを塗り→レイヤーでハイライトまで
③肩の毛皮を塗る→シェイド+ハイライト
④鎧、鎧の銀部分、ベルトなど細かなところを塗る
⑤土台へ『テクニカルカラー』を置く
という順番でやりました。
これが現在のぼくの全力です!
またこうやって文章と画像で残しておけば、ほかの誰かの参考になるかな?と思いやっています。
それではよろしくお願いします。
①黒アンコの上から白アンコを吹く
もともと黒のアンダーコートをやって放置していたミニチュアだったんですが、今回はコントラストカラーを使いたかったため
『黒のアンダーコート』の上から『白のアンダーコート』
を吹いてみました。
諸事情により、今日から『SLAVES TO DARKNESS』に取りかかります。
7月に買ったままずーっと保留してたミニチュアなので、とっても楽しみ😊マントはコントラストカラーを塗ってみようと思ったので、黒アンコ→白アンコをしてみた。 pic.twitter.com/4tr9Zn4oSO
— マキヲG (@makiwoG) September 14, 2021
以前ウォーハンマーのスタッフの方に聞いたのでやってみたんですが、これだけで明暗の差ができていてカッコイイですね。
②マントにコントラストカラーを塗り→レイヤーでハイライトまで
マントには赤のコントラスト『FLESH TEARERS RED』を塗りました。
そして次はハイライトを入れました。
使ったカラーは暗い順に
①『ベース KHORNE RED』
②『ベース MEPHISTON RED』
③『レイヤー WAZDAKKA RED』
③『レイヤー WAZDAKKA RED+レイヤーCADIAN FLESHTONE』を1:1で混ぜる
④『レイヤー CADIAN FLESHTONE』でドットハイライト
という順番です。
↑ツイートの画像2枚目
右足の左、縦に2つある『マントの穴』が光って見えますよね。
ドットハイライトを入れるとこんな感じになるので、赤のハイライトには『CADIAN FLESHTONE』がおすすめのカラーです!
③肩の毛皮を塗る→シェイド+ハイライト
肩の毛皮部分には『コントラスト SKELTON HORDE』を。
その次に
②『レイヤー USHABTI BONE』で少し明るくして
③↑より明るい『レイヤー SCREAMING SKULL』で毛先などにハイライトを入れ
④最後に『コントラスト GORE-GRUNTA FUR』を影になっている部分に塗って終了
ここはアンコの時点で白黒で色の差がついていたので、とくに工夫することなくそのまま塗りました。
が、はみ出した場所をレイヤーカラーで隠せるので『GORE-GRUNTA FUR』を最初に塗った方 がよかったですね。
④鎧、鎧の銀部分、ベルトなど細かなところを塗る
黒い部分は
①『ベース MECHANICUS STANDARD GREY』
②『レイヤー ADMINISTRATUM GREY』
でハイライト。
銀や金のところには
①『シェイド CRYPTEK ARMOURSHADE』でサビっぽくして
②銀には『レイヤー STORMHOST SILVER』
金には『LIBERATOR GOLD』でハイライト
と、一度暗くしてから明るい部分を作りました。
ベルトなどの赤いところは②のマントと一緒の方法です。
靴には『コントラスト SNAKEBITE LEATHER』を塗りました。
この色は、ほかの茶色系と違って緑っぽいです。
そのためハイライトに入れる色を探すのに苦労しました。

『SNAKEBITE LEATHER』→『ベース RHINOX HIDE』でハイライト。
は上手くいったのでそこから明るくしようとしたんですが、画像のとおり
「エッジのハイライトだけ浮いた感じ」
になっちゃいました・・・
茶色じゃなく、緑色でレイヤーを入れた方がよかったかもしれません。
⑤土台へ『テクニカルカラー』を置く
ある日ふと
「あれ?これ雪積もってるみたいだな?」
と思ったので『テクニカル VALHALLAN BRIZZARD』を土台に置いてみることに。
しばらくはこれで行きます。
完成!
ほんとは頭にも雪を乗せたかったけど、今回は見送ることに。
(ミスったときのことを考えてしまったんですが、別のミニチュアでやってみます)
その代わり『盾』に雪を積もらせました。
あ、盾についている『誰かの手』は
①『コントラスト GUILLIMAN FLESH』+『コントラスト BASILICANUM GREY』を1:1で混ぜる
②『コントラスト MAGOS PURPLE』をメディウムで薄めて「指先や手首」に塗る
③ハイライトに『ベース RAKALTH FLESH』を
という順番で塗りました。
紫のコントラストカラー『MAGOS PURPLE』は、アニメなどでよくある
『ヒジやヒザがピンク色になっている表現』
をマネてみました。
ピンクだと『生きてる感』がすると思い、紫色にしてみました。
これは『CURSED CITY』のゾンビとかにも使えそうな表現かな?と思ってます。
まとめ
今回ぼくは
『ケイオスウォリアーはマントの赤いグラデーションをいかにカッコよく見せるか?』
に重点を置きました。
マントの素材はたぶん絹のような上質なモノじゃないですよね。
彼らはそこに気を使うよりも、いかに戦うか?に重きを置いている。
素材にこだわるよりも「使えればいい」or「矢などの攻撃を防いでくれるモノを優先する」
返り血とかも気にしなさそうなので、なるべく汚いようにペイントしたいと思いました。
また、今回紹介したコントラスト以外の方法もやります。
それも記事にするので、また見てくださいね。
最後に現在進行形でぼくが塗っているミニチュアはこれです。
店頭で見かけたときに一目ぼれして、40Kを作っていたのに(終わってないのに)買っちゃった商品ですw
「いつかStDを作るぞ!」
って目標ができたんでよかったのかな?
ほんとにカッコイイんで、みなさんもぜひ作りましょう!
いまはまだ歩兵しかペイントしてませんが、騎兵も完成したらこんな感じの記事にします。
お楽しみに!
(ちなみにここで使った技法は、だいたいYouTubeで見てマネしました)
英語なので細かなところはわかりませんが、共通言語『シタデルカラー』があったのでなんとか理解できました。
あらためて「Slave to Darkness」はぼくが一目惚れして買った、大好きなミニチュアです。
最近はTwitterでStDのペイントのことばっかりつぶやいていますので、フォローしてくれると嬉しいです。
また、この記事がぼくより後に始める人の助けになれば幸いです。
それでは今回はここまでです。
ぜひ『StD』のペイントにチャレンジしてくださいね!



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