こんばんは長野県でウォーハンマーを売っているマキヲGです。
そういえば
ウォーハンマーを扱い始めるときに考えていたこと
を、まとめてなかったなぁ…
と思ったので、今回はぼくが考えていたことをまとめていきます。
内容は
①ウォーハンマーの取り扱いを始めるときに、ぼくが考えていたこと
②ウォーハンマーを買ってくれた人にぼくがしていること
③今後のために考えていること
です。
それではよろしくお願いします。
※2021年7月にぼくの店舗が”長野県初”の正規販売店になりました。
なぜかいままで長野県では、ウォーハンマーの販売店が定着しなかったようです。
その辺の地域性も関係あるかもしれません。
また
「ぼくの店舗ではこれでうまくいっている」
というものなので、参照数が”1”です。
”すべての店舗でこれをやったらうまくいく”
という考えではありませんので、ひとつの事例として考えてください。
はじめに
大前提として、ぼくはウォーハンマーが大好きです。
たとえば”MAG2号店”などを出店したときには、また店舗で扱おうと考えています(自分がやりたいから笑)
ではなぜこの記事を書こうと思ったのか?
それは
「ただ置いているだけでは売れない商品だと考えているから」
です。
先日とある店舗の方から、こちらのブログにメールがありました。
簡単にまとめると
「ウォーハンマーの集客に苦戦しているので、このブログのQRを店頭に貼らせて欲しい」
というものでした。
こんなペーペーなブログを選んでもらい、めちゃくちゃ嬉しかったので、もちろんOKしました。
最近Twitterを見ていて感じるんですが、ウォーハンマーの取り扱いを始める店舗が増えてきていますね。
”ウォーハンマーを楽しんでいる者”
としては喜ばしい限りですが、↑の店舗様のように集客に苦戦するお店もあると思います。
「シタデルカラーを販売するだけではなく、ウォーゲームの人口を増やしたい」
ってときに、どんなことに注意したほうがいいのか?
ぼくなりの考えを書いていきますので、最後までお付き合いいただけると幸いです。
以後『ウォーハンマー』→『WH』で表記しています。
ウォーハンマーを扱い始めるまえに、ぼくが考えていたこと
ぼくの店では2021年7月からWHの取り扱いを始めました。
この記事を書いているのが2022年4月なので、始めてから10ヶ月ほど経っています。
いま当店でWHを遊んでくれているのが、ぼくを含めて”4人”
WH商品を買ってくれた人たちは20人弱くらいでしょうか。
Twitterを見て遠方から来てくれた人、
WHに興味はあって買ってみたけど、なかなか時間を確保できない人、
など。
ぼくにはWHを扱うまえから考えていたことが大きく2つあります。
⑴ どう見てもコアファン向けの商品のため、ただ置いておくだけでは売れないだろう
→ちゃんと担当者を置いて
興味がある人
や
購入してくれた人
に接客できるようにしよう!
→→取り扱いを始めるまえにGWの方からサンプルをもらえたので、触ってみて
『楽しかったら』
自分で担当者をやろう!!
でっか!
とりあえず開封してみるか😊#ウォーハンマー pic.twitter.com/UFxDmc1j5T— マキヲG:ウォーハンマー布教中! (@makiwoG) June 10, 2021
⑵ ヨドバシなどの量販店でも売っているため、自分の店で買ってもらう理由が必要
→いろんな店で『○%off!』や『ポイント○倍!』とかやっているので、それに巻き込まれないことが重要!
→→量販店に価格で勝負しても勝てるわけがない!!
→→→前述したけど自分が担当者になって、ぼく目当てで来店してもらえればこれも解決!!!
です。
接客には自信があり、楽しんでもらえるので ⑵ は大丈夫。
重要なのは ⑴ ですよね。
ミニチュアが1個5000円とかするし、
キルチームは簡単ですが、500ptや1000ptでも遊ぼうとすると3万円とかかかる……
買ってすぐに遊べるってワケでもない。
最初は小さいミニチュア1個作るのに2時間とかかかる……。
お金もかかる、時間もかかる、
こういった
『継続する難易度の高いゲーム』
は、ひとりでやり続けるモチベーションがなかなか続かないと思うんですよね。
TCGやほかの趣味でもそうですが、なにか新しいことを始めるときは
『誰かといっしょに遊ぶために』
ってのが理由になるでしょう。
なので、ぼくがその
『誰か』
になってあげればいいと考えました。
ウォーハンマーを買ってくれた人にぼくがしていること
さてここで問題です。
あなたは自分の店でWHを取り扱い始めました。
いままで来てくれていた人たちが、ポツポツと商品を買ってくれるようになり
「あ、これなら上手くいきそうだ」
と感じ始めたころだとします。
そのときに、あなたは
『商品を買ってくれた人たちに』
どんなことをしますか?
これが正解です!といったものはないと思いますが、ぼくがやったことはふたつです。
⑴ コアブック(ルールブック)やテレイン(ゲームで使う建物など)を自分のお金で買い店頭に置く
⑵ 買ってくれた人がペイント方法に悩んでいたので、自分で作例を作る
それぞれ説明していきますね。
⑴ コアブック(ルールブック)やテレイン(ゲームで使う建物など)を買って用意しておく
コアブックが7000円、テレインは15000円くらいしてます。
テレインは一色入れるだけで、雰囲気がいっきに変わるね😊 pic.twitter.com/RLvbJyxSon
— マキヲG:ウォーハンマー布教中! (@makiwoG) March 16, 2022
少々お高いですが
『WHを取り扱って流行らせていこう!』
と考えているのでしたら、この辺の初期投資はした方がいいと考えています。
ゲームを遊ぶのに最低でもコレは必要!って商品はコチラが提供し、
お客様には浮いたお金でミニチュアを買ってもらう。
ぼくの店ではいまこんな感じにしています。
(ちなみにぼくは文字を読むのが苦手なので、
コアブックはお客様に持って帰ってもらい、
ルールを把握してもらいました笑)
⑵ 買ってくれた人がペイント方法に悩んでいたので、自分で作例を作った
これはブログの記事にしました。
その人はAoSのストームキャストを買ってくれたんですが、
”どうにも悩んでしまって筆が進まない”
って方がいました。
その方のために、ぼくもストームキャストをペイントして見ました。
店頭で説明するのもいいんですが、それだとぼくが店頭にいないと対応できません。
文章にして残しておけばその人が好きなときに見れるし、ほかにも見てくれる人がいるだろう。
と考えました。
今後のために考えていること
WHを遊んでくれる人口を増やしたいと考えていますが、なかなか上手くいきません。
当店に来てくれて、WHの棚を見ている人には積極的に話しかけてはいますが、
「んじゃやってみるか!」
ってなってくれる人は少ないですね。
でもWHの取り扱いを始めて1年も経っていないのに、
いまこうして遊べているだけでも十分な成果だと思っています。
冒頭にも書きましたが、ほか地域に出店するときにはWHもいっしょに連れて行く予定です。
「いまのところ、ぼくが長野県でいちばんWH売るの上手いんじゃね?」
とか調子こいてます笑。
おまけ:キルチームとは
途中で『キルチーム』という単語を出しましたが、WH入門にはぴったりの商品です。
↓の商品は『スターターセット』と言って
これを買うだけで始められる商品
です。
キルチームは40K専用のゲームで、ミニチュア5〜10体ほどでゲームを始めることができます。
専門の従業員を雇うのがムズかしいときには
『キルチームを自社で用意して、店頭で遊んでもらえるくらいにはルールをカジっておく』
のがいいんじゃないでしょうか。
ペイントだけするのが楽しいって人も、ボードゲームのように遊ぶのが楽しいって人もいます。
そもそも”ミニチュアのペイント”ってだけでハードルが高いのに
”楽しいかどうか店側は分かりませんので、試しに5000円払ってWHを遊んでください”
は、さらにハードルが高くなってしいますよね。
店側で少しだけでも用意して
「おもしろいゲーム(キルチーム)があるんで遊んでみない?」
にすれば、その高いハードルをくぐったりできるんじゃないでしょうか。
こちらでキルチームの解説をしているので、興味を持った方はぜひご覧ください。
おまけ②:アンダーワールドのススメ
2023/7加筆しました。
ぼくは40Kから入ったので、
キルチームが簡単で始めやすい!
と思っていましたが、それよりオススメ商品がありました。
それが
アンダーワールド
です。
この遊び方は
・テレイン(建物)が必要なく
・ふたりで遊ぶための『スターター』が8800円
・最小3個のミニチュアで遊べる
と、初心者にめちゃくちゃ優しいゲームです。
最近新しいスターターが発売されたので、興味がある方はこちらからどうぞ。
まとめ
WHはとても魅力的な商材ですが、置いてあるだけで売れる商品ではないと考えています。
前述しましたが、価格では量販店には勝てません。
あなたが自分の店でWHを扱うとき、お客様があなたから商品を買う理由はありますか?
今回の記事がすこしでも誰かの役に立てば幸いです。
最後に宣伝です。
当店ではBASEでWHを売っています。
今後も在庫を増やしていこうと考えているので、
当店を利用してくれると嬉しいです。
実はまだ一個も売れていませんがw
「WHを売るためにできることは全部やろう!」
という気持ちで始めました。
商品画像を用意するのがめんどくさいですが、出店だけならタダなので皆さんもやりましょう!
2022/11
BASEに出品して半年くらい経ち、ようやく商品が売れ始めました。
ありがとうございます。
これからも試行錯誤を試します。
それでは今回はここまでです。
それではまた次回ノシ
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